友人のロッドを修理してみたのでその記録をしていきます。
丁度1年ほど前、友人と釣りに行った時のことでした。釣りの途中で友人がパキッ!という音と共に「あっ!」という声が聞こえました。自ら竿を踏んでしまいパキッと折ってしまったのです。
ライトゲーム用のロッドで彼のライトゲーム用のロッドは不幸になる運命なのか、前の代のロッドはリールと共にテトラから海に落下してしまって、結構気に入っていたようでした。今回のロッドも気に入っていたようだったのですが、自ら折ってしまい捨てるしかないかと、かなり残念そうでした。
そんな中、捨てるくらいならガイドとかほしいなぁとちゃっかり考えていた僕はそのロッドを貰うことに。
貰ってから少ししてガイドの回収をしようとしたとき、ふと直せないかなと思い調べてみたところ比較的簡単に直せそうだったのでトライしてみました。
折れた個所はティップ側の根本から15センチくらいの所で、きれいにパキッと折れていたので、中にインナー芯を入れて、スレッドを巻いてエポキシでコーティングをして完成という計画で進めることにしました。
準備したもの
- インロー芯(折れた竿の継ぎ目用)
- カッター(100均)
- 耐水ペーパー 600番 800番 1000番
- エポキシ(100均)
- 筆(コーティング用)
- スレッド1(ミシン糸)
- スレッド2(飾り用)
竿の継ぎ目となる中に入れるインロー芯は釣り具のイシグロにて調達して、その他の物品はもともと持っていたものを使用しました。
インロー芯は両側で3~4㎝ほど入るように切断しました。
ちなみにインロー芯の長さはイシグロのロッドビルディング動画を参考に「繋ぐロッドの外径×10=〇〇mm」を一つの目安にして若干長めに設定しました。(もう少し短めの設定でもよかったかもしれません(-_-;))切断はダイソーのホビー用カッターを使用しました。
その後、ロッドの中に入るくらいになるまで紙ヤスリで削りました。この作業は手でやってると大変なので(手でしかできないですが)電動ドライバーにインロー芯を着けてぐるぐる回しながら削っていきました。←これがかなり楽でした!(・∀・)ニヤニヤ
後は繋げる際に向きがずれないようにと、楽に繋げるようにマーキングをします
次にエポキシで折れた竿同士を繋げていきます。僕はエポキシに直ぐ固まってほしくないので2剤に少しだけ除光液を入れて使用することが多いです。(A剤:B剤:除光液 1:1:0.25くらいのイメージ)
エポキシをインロー芯に塗りロッドを繋げていきます。はみ出たエポキシは固まると厄介なのでなる早で拭き取ります!見た目的に直った感が出てきました!(^^♪
この状態で一旦1日置きます。。。
今度はスレッドを巻いていきます
一般的なスレッドの巻き方で折れたところから前後合わせて1センチほどの幅で巻いていきました。(これが今思うと結構短めでした。。。(^^;))
スレッドが黒のみだとシンプルすぎるかなと思い銀のスレッドを黒の両縁に巻いてみました(^ω^)
ここから表面にスレッドのコーティングの為にエポキシを塗っていきました
1日に1回、薄く塗ってを3回ほど行って完成しました!!(∩´∀`)∩
友人に竿いる?と聞いたところ少し驚いた様子でもちろん!!!と二つ返事が来たので後日渡しました。
竿を返してから直ぐに使って尺アジをなんなくあげることができたみたいで←羨ましい限りですな~(*´з‘)使用感も申し分ないともともと捨てる予定の竿が復活して喜んで貰えた様子。 修理部分も比較的きれいに仕上がり絶賛してもらい一安心☆彡
と思いきや。。。
今年の7月に友人からロッドをバッドから外そうとねじったら修理したところからパキッといってしまったと連絡がありました。。。(´;ω;`)
ということで早速、また折れた竿を受け取り、再度しっかりとインナー芯をエポキシ漬けにして折れた部分を接着。
前回の反省を生かし、スレッドをミシン糸ではなく、ちゃんとしたスレッド糸(Nichirinの補修糸の中)にし、スレッドを巻くの長さも2㎝から、3㎝程にして若干強化。エポキシも前回より若干厚めに塗り見た目は修理感が増したもののもう二度と折れないでほしいので、見た目はやむおえないと自分に言い聞かせ再修理完了。最後に頼むからもう折れないでくれと念をかけ友人に返しました。(・ω・)ノ
尚、再修理の画像は撮ったのですが、防水スマホが水没してしまいデータがぶっ飛んでしまったのでありません。。m(__)m
その後折れた報告はなく問題なく使えているようで一安心です(^_-)-☆
ということでロッド修理+αで記録をしていきました。まだまだ始めたばかりでつたない文章で読みづらい点が多いかと思いますが、これを読んでいただいた方に少しでもプラスになる情報があれば幸いです。
※ロッド修理はあくまでも自己責任でお願いします。m(__)m
最後まで読んでいただきありがとうございました!!m(__)m
他にも記事を上げていくので読んでいただけたら幸いです。
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