どーも!1616備忘録の管理人です!
今回は以前記録していた15ツインパワーのグリスアップメンテナンスの続きです!
前回は、分解の流れをメインに記録していきましたが、今回はグリスアップ、巻き重りの原因の考察等を記録していきます!
前回の記録はこちらから!
巻き重りでメンテナンスしようか検討している方の参考になれば幸いです!
グリスアップ!
その前に、内部の汚れがどんな感じだったかというと、、
いつも見るリールの内部よりは、汚れが少ないように感じます。
ただ、乳化したグリスが、ドライブギヤや、ボディに付着しています。
更に、ベアリングのシールドを外して内部を見てみたところ、シールドにグリスのようなベタっとしたグリス(のようなもの?)が付いてました!
もしやこれが巻き重りの原因??と思ったので、これらのグリスを徹底的に落としていきます!
脱脂
まずは、バラした部品で、ギア系のパーツや、ベアリングをパーツクリーナーで脱脂していきます
これを行うことで、古いグリスを取り除くことができます。
古いグリスを取り除かないと、新たに付けるグリスと混ざって、汚れがとれなかったりするので、しっかり取り除きましょう!
私は拭き取れそうなグリスは拭き取り、その後パーツクリーナーの液を瓶に入れてそこにパーツを入れて軽く振りながら脱脂していきます!
グリスが、ある程度落ちたことを確認できたら、パーツクリーナーから取り出して1日程乾燥させます。
いよいよグリスアップ!
各パーツが乾燥しているのを確認したら、いよいよ、グリスと、オイルをパーツに付けていきます!
ギア系のパーツにはグリスを、ベアリングにはオイルを付けていきます!
グリスは若干厚塗りな感じですが、私はこれくらい塗っていきます。(もう少し少なくても良いかもしれません)
ベアリングには、数滴ボールの部分にオイルを入れて、シールドを付け直していきます。
グリスアップが終了したら、後は、バラしていった順の逆で、組み立てていきます。
ボディカバーのネジをしめる際はクリアランス調整が必要になるので慎重にかつ大胆にネジのしめ具合の調整を行いましょう。
また、ワンウェイクラッチの固定の際もセンタリング出しが必要になるのでそちらも慎重にかつ大胆にネジのしめ具合の調整をしていきましょう!
バラしていく時もそうですが、ツインパワークラスになると、パーツがやたらと多いです。
展開図をすぐに確認できるようにしておくと展開や、組み立てがスムーズにいくかと思います!
組み立ててから、巻いてみたところ、巻き重りが改善しました!!
巻き重りの原因??(考察)
考察という程でも無いですが、今回一番怪しかったのが、ベアリングです!
ベアリングにはオイルのようなサラッとしたものを入れないと、ずっしりとした巻き感になってしまうと思います。
そして、今回脱脂前に入っていたものが、グリスのような粘度の高いものでした。
さらに、クリアランスの調整ではそこまで劇的な巻きの軽さの変化はありませんでした。
ということで、今回はベアリングが巻き重りの原因かと考えました!
最後に
今回は2部に分けて15ツインパワーのグリスアップ、巻き重りの原因について記録していきました。
今回はベアリングが巻き重りの原因のかなと思いました!
素人目線なので、間違ったところがあるかもしれませんが参考になれば幸いです。
あと、ご自身での分解はメーカー保証の対象外になる可能性があるのでご注意ください!
前回の記事が気になった方はこちらからどうぞ!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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