シーゲートライトという、ダイワのライトジギングや、ライトショアジギングのリールを入手して、少々メンテナンスをしたので記録していきます
ダイワ シーゲートライト
上記した通りライトなジギングやショアジギング専用のリールになります! スペックは下記のとおりです!
- 巻取り長さ(ハンドル1回転当り):91cm
- 標準巻糸量ナイロン:16lb-200m、20lb-150m
- 標準巻糸量PE:2号-300m、3号-200m
- ギヤー比:5.3
- 自重:395g
- 最大ドラグ力:6kg
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- デジギヤII
- スーパーメタルボディ
- アルミ鍛造ABSスプール
- アルミマシンカットハンドル
- エアベール
- シーリング付1CRBBラインローラー
- トーナメントドラグ
- 7ボールベアリング、主要部CRBB:2個
- 2BB仕様ハンドルノブ
メタルボディや、アルミマシンカットハンドル等、金属ボディで自重はやや重たいものの、剛性は良く青物なんかも安心に対応できる一台かなと思います。
入手時から巻くとコロコロ感が強く、最初は単純にグリス切れかなと思いひとまずボディ内のグリスアップを行いました!
いざメンテナンス!
今回はコロコロ感の改善(完全にはなくなりませんでした)と、ネジ穴がつぶれていたところがあったのでその対応について記録しています!
まずは、スプールの防水キャップを外してスプールを外します。
そうするとスプールメタル等々一体になったものが出てくるので六角形のクリップのようなものを外し←小さくて外すときに飛ぶ確率が高いので要注意です!白いリング(カラー)を外し下の写真のように外します
外れたらナットの隣のネジとナットを外すとローターが外れます!
そうすればボディのネジは全部出てきて開けられるのでグリスを追加するのみだったらここまでの行程で問題なく行えます。
今回はギア等の脱脂を行ってから、グリスアップしていくので、全バラシをします!
ローターが外れたら銀のプレートが出てくるのでネジをすべて外し、プレートを外すと、中にワンウェイクラッチが出てきます。
ネジ穴つぶれていた事件
ワンウェイクラッチを外し、ピニオンギアや、ベアリングを外そうと奥のプレートを外そうとしたら、、、
ナント!1ヵ所だけネジがかなりなめていました( ´;゚;∀;゚;)
もちろんこのまま外そうとしてもネジの溝がつぶれていくだけなので何とかならないかと調べたら先輩方も困っていたようで解決策がサクッと見つかり何とか外せました!(パーフェクトドライバーという道具を使用しました)詳しい使用方法はこちらをご参考に↓
このプレートが外れれば、後はピニオンギア、メインシャフト等も外すことが可能になります!
後はお尻の部分の樹脂のメッキプレートを外し、ボディを外します。
全部ばらして、各パーツをパーツクリーナーで脱脂し乾燥させ、各パーツにグリスを塗っていきます。グリスはギアのみではなくその他のパーツにもうっすら塗っていきます!そして、再度組み立てていき巻き心地を確認してみました!
コロコロ➰➰⚾️
コロコロ感が変わりません( ´;゚;∀;゚;)
他に出来ることといえば、クリアランスを調整することでガタツキを抑えることが出きるのですが、、今回はコロコロ感、、、直るか分からなかったですが、やらないよりはと考えシムを追加してみました
クリアランスを調整し、もう一度巻き心地を確認、、
ナント!コロコロ感が軽減しました!!
その後もクリアランス調整を行い完全にはなくならなかったものの、かなり改善しました!( ´∀` )b
更に古いグリスを脱脂してグリスアップを行ったことで回転も軽くなりメンテナンス的には成功かなと思います( ´∀` )b
最後に
今回はネジ穴がつぶれていたり、グリスアップしてもコロコロ感が残ったりと想定外の事が多くやや大変なメンテナンスでした!でも、何とか満点ではないものの最低限のところまではリールの状態を戻すことが出来たかなと思います←自分に甘くてすみません(^_^;)
私のメンテナンス記録が皆さんの参考になったら幸いです!
まだまだリールのメンテナンス記録を残していこうと思うので、よろしくお願いします!
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